一般的に、3年生の3学期2月から、塾の新年度のカリキュラムが始まります。
そのために、12月~の入塾テストを受けるご家庭が多いです。
新カリキュラムの始めから入塾し、新カリキュラムを受講する方がベストと思われがちですが、塾の経験者から見ると、ここに検討ポイントがあります。
通常、大手の中学受験専門塾は学力によるクラス分けを行っています。
学力レベルに差があると、カリキュラムをこなす効率性が下がるからです。
そのため、定期的なテストで頻繁にクラスを入れ替えて、それぞれのクラスの学力レベルを
一定に保つ仕組みになっています。
ですが、ここに大きな落とし穴があるのです。
標準クラスでのカリキュラムは、標準的なレベルの学習に留まるため、学力の高いハイクラスで扱うような応用問題に対応する為には不十分となってしまいます。
そのため、同じ事を学習しているだけでは、ハイクラスの学力にいつまでたっても追い付かない、という現象が起こってしまいます。
ここかから抜け出すためには、ご家庭でもハイクラスの学習問題にも取り組み、クラスアップの対策を取る必要があります。
ですが、毎日の学習に追われ、なかなか対策に取り組めないのが実状です。
そのため、入塾時のクラス分けの際、上位クラスに在籍できるよう入塾前に対策を取る必要性が出てきます。
中学受験専門塾の入塾対策として、入塾前専用の問題集に取り組んだり、通信教育で対策を取られるケースがあるようです。
最近は、有名講師によるインターネット自宅学習システムなど、塾に通う前に低価格で講義が聞ける手段はいろいろありますのでうまく利用することもお勧めします。
特に小学校で詳しく教わらない箇所や、中学受験の範囲の知識を事前に触れておくことは少なからず意義のあることでしょう。
いきなり塾で学ぶのを躊躇している方には『e点ネット塾plus』や『スタディサプリ』などお勧めです。
e点ネット塾plusでは中学受験専用コースを設けています。
最近では、適性検査型の問題を出題する学校も増えてきましたので、公立中高一貫受験の問題に触れておくことも大切です。
入塾時期を遅らせて、『e点ネット塾』を活用し、上位クラスで入塾し、難関中へ合格された方もいますので、入塾時期、あるいは入塾後のクラスアップの補填として、検討されるのも良いと思います。
最難関、難関校を目指しているお子様は塾に入る前が肝心です。
入塾前に上位クラスを狙うための対策をいろいろと検討されるすることをお勧めします。
#中学受験 #塾 #入塾前