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受験面接

面接のチェックポイント

面接って何を聞かれるのかな?どう答えればいいかな?

中学校によっては、入試に面接が含まれているところがあります。

​自分が選んでいる学校に面接があるかどうかチェックして、事前に対策をとるようにしましょう。

まず、どんなことを聞かれることが多いのか知っておくことが大切です。

​質問されたら、ちゃんと答えられるように練習しておきましょう。

よく聞かれるのはどんなこと?

なぜ、この学校を選んだのですか?

​志望動機は必ずと言っていいほど聞かれます。学校説明会や文化祭での印象などに触れながら、学校の教育方針が自分に合うことを具体的に自分の言葉でまとめて言えるようにしましょう。

通学経路を答えてください。

​家から学校までのルートを答えます。

「徒歩何分でどこまで行って最寄駅から電車・バスで何分です。」といった具合です。

​ちゃんとその学校に通う意欲があるか、何度か学校に訪問しているかの目安にされることが考えられます。

学校までの所要時間はどれぐらいですか?

家から学校までかかる時間の合計を答えましょう。

​6年間通い続けられる所要時間かどうかの確認も兼ねているようです。

他の学校も受験しますか?併願校はありますか?どの学校ですか?

​正直に受験する学校を答えましょう。合格した場合、最終的にどこの学校に行くかを聞かれる場合があります。

あなたの長所と短所を答えてください。

​自分の良いところと悪いところを答えればいいのですが、なかなか自分の長所を見つけられない場合、友達や家族に言われたことがある良いところを長所として言いましょう。

​短所は、(怖がりなところや慌てん坊なところなど)に内容を留めておきましょう。『気が短い』や『飽き性』などはあまり良い印象を持たれないので、控えた方が良いでしょう。最後に短所を直していける努力をしていく意気込みも伝えられるとより良いでしょう。

あなたの趣味・特技はありますか?

趣味と言われると小学生は「特に無いです。」と答えてしまう人がいます。特に趣味がなくても、思いつきで答えるのではなく、最近興味があることや好きな事、得意な事を答えられるようにしましょう。好きになったいきさつや、どうして特技になったのかも答えられるようにしましょう。

将来の夢や目標は何ですか?

将来憧れている職業などを答えれば良いでしょう。

​たとえ無理に思える大きな夢でもかまいません。どうしてその夢を持っているのか、きっかけや理由をしっかり言えるようにしましょう。

小学校で頑張ったことは何ですか?

​委員会やクラブ、学校行事での係など頑張ったことをまとめましょう。

​「受験勉強」と答えたいかもしれませんが、勉強を頑張ったのは受験生全員に共通しています。

​学校で努力したことや頑張ったことを答えられるようにしましょう。

最近読んだ本は何ですか?

​あらすじと感想をちゃんと答えられるように、必ず自分で読んだ本を言えるようにしましょう。たまに、内容の詳細に沿った質問をされる場合があります。

最近気になっているニュースは何ですか?

しっかりニュースや新聞を読んで、事前にどんなニュースをテーマにするか決めておきましょう。その上で、なぜ気になったのかを述べ、自分の考えや意見を言えるようにしておきましょう。テーマについて疑問に思ったことや、こうあるべきだと思うことを自分の意見でまとめられるとより良いでしょう。

中学校でやったみたいことや頑張りたいことは何ですか?

​その中学校で取り組んでいる研究やクラブについてでも良いし、勉強や中学校でやり遂げたい目標にしていることでも良いでしょう。他に人間関係や苦手科目の克服などでも良いでしょう。どの場合も、理由が言えるようにしておきましょう。

筆記試験の出来はどうでしたか?

たとえ、できなかったと思っていても、「全然できませんでした」とは答えずに、「とても難しかったけれど~」いつもより良くできた部分を見つけて「~はできたと思います。」と、出来た部分や一生懸命やり切ったことを伝えましょう。

小学校生活で一番印象に残ったことや思い出は何ですか?

学校行事や、学校で起こったエピソードなどで良いでしょう。

​どんなところが印象に残ったかに加え、なぜ印象に残ったのかの理由も言えるようにすると良いでしょう。

友人のことについて

仲の良い友達のことを聞かれます。

どんなきっかけで友達になったのか、どういうところが好きか​、一緒にどんなことをすることが多いか、すぐに答えられるようにしておきましょう。

先生について

担任の先生のことを聞かれる場合もありますし、校長先生のことも聞かれる場合もあります。

「どんな先生ですか?」と聞かれたときに慌てないためにも、日ごろから先生の良いところや好きなところを探しておくと良いでしょう。

「~先生は、とても~で○○なところがすごいです。」や「○○のところが好きです。」

家族のことについて

​家族構成を聞かれる場合があります。何人家族か、兄弟・姉妹は何人いるかなどに加え、家族のようすなどを聞かれる場合があります。両親が仲が良いか、兄弟と仲良くできているかのチェックもされる場合があります。

尊敬している人は誰ですか?

両親と答えてもよいですが、先生や偉人でも良いでしょう。

​なぜ尊敬しているのか、どういった部分を尊敬しているのか。理由も答えられるようにしておきましょう。

得意な科目・苦手な科目は何ですか?

これもよく聞かれます。得意になったきっかけや理由も​答えられるとよいでしょう。

​苦手科目の場合は、どの教科のどんなところが苦手かを答えたうえで、苦手を克服するために、どんなことに取り組んできたかも答えられると良いでしょう。

どんなクラブに入りたいですか?

入りたいクラブが実際に学校にあるかを必ず調べておきましょう。

​なぜそのクラブに入りたいのかも言えるようにしておきましょう。そのクラブでの目標などもあれば答えられるようにしましょう。

学校は集団生活をするところですが、集団生活に必要なことは何だと思いますか。

人の気持ちを考えて行動することや、コミュニケーションを大切にしていくことなど、中高の6年間の集団生活をスムーズに過ごすのに必要なことを聞かれる場合があります。

親子面接でよく聞かれること

保護者同伴面接がある学校では、どのようなことが聞かれるのでしょうか。

学校によって様々でしょうが、よく聞かれると言われている一部を紹介します。

*家庭での教育方針をお聞かせください。

*なぜ私立・国立を選びましたか。(なぜ、この学校を選びましたかの場合もあります。)

*子どもにどのように育ってほしいですか。
*子どもを厳しく叱ったことはありますか。

*どんな時に叱りますか。
*入学してからどのように成長してほしいですか。
*この中学校の行事で興味をひかれるものは何ですか。
*この中学の教育方針をどう思われますか。
*何を大切にして子どもを育ててきましたか。
*志望を決めた時期はいつですか。

*決めたのは本人ですか、それともご両親ですか。
*この中学でお子さんがどのような経験をされることを期待されますか。

 

※上記の質問に加えて、普段から親子のコミュニケーションがうまくいっているか、

親子関係などはチェックされるポイントになります。

親と子の意見の食い違いなどがないように準備しておきましょう。

面接での服装

「どのような格好でも構いません」となっていても、清潔感があって、ある程度きちんと見える装いにした方が良いでしょう。

例えば、男の子なら、ブレザー・シャツ・長ズボン。

女の子なら、ブレザー・シャツ・スカートが良いでしょう。

ただし、寒いのでレギンスやタイツなどで調節できるようにしておきましょう。

​男女ともに、カーディガンやベストなど、体温調節できるものも用意するとよいでしょう。

お父さんは、ビジネススーツ。お母さんもスーツが良いですが、ブレザーとスカートでも良いでしょう。

​ただし、両者とも真っ黒のスーツは避け、紺色や、グレーを選ぶのが無難でしょう。

アクセサリーは、時計や結婚指輪、小さめのイヤリングやネックレスに留めておきましょう。

いずれも派手すぎないものを選びましょう。

 
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