今日は、敬語についてお話します。
敬語は大きく分けて3つあるのはご存じですか。
「尊敬語」・「丁寧語」・「謙譲語」です。
尊敬語は、「目上の人がする行為」
謙譲語は、「相手より格下の自分がする行為」
の時に使います。
丁寧語は、「です」「ます」などを付けて、物事を丁寧の伝えます。
尊敬語と謙譲語は、2つのグループに分けると覚えやすいです。
一つ目のグループは、
動詞に「れる・られる」や「お~になる」を付けるタイプですね。
例えば、「お呼びする」や「書かれる」などがあります。
もう一つは、
動詞が全く違う言葉に代わるグループ。
例えば、
「食べる」の尊敬語は、「めしあがる」
「行く」の謙譲語は、「まいる」
です。
このグループは、数が限られているので、先に暗記すると敬語をマスターしやすくなるでしょう。
他にも、注意点、原則があるので、これらもあわせて覚えてしまうと間違いにくくなります。
・主語が人間以外の場合は、敬意を表す対象ではなくなるので、敬語を使う必要はない。
・敬意を表す語句(~様や役職などの敬称)は、人間に対してつけるので、個人の名前以外には使われない。
・その人を持ち上げて敬意を表す尊敬語を家族に対して使うのは、間違い。
尊敬語と謙譲語の違いが分かりにくいと思いますが、相手を上げるのか、自分を下げるのか、でしっかり使い分けられます。
主体はどちらなのかを文章からしっかり判断して使えるようにしましょう。
#中学受験 #国語
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