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スケジュール管理のポイント

中学受験は親の受験!

一般的にいろいろなところで、例えられている表現ですね。
それだけ、親のサポートが大きな影響を与える部分が大きいからです。

ご存知の通り、中学受験で身につけるべき学習量は膨大で、十分な睡眠時間を確保しながら、学校の宿題に始まり、塾(通信教育の方も同様)の授業や宿題、それに習い事など、気が付けばあっという間に一週間が終わり、1か月が終わってしまった。

スケジュール管理の大切さは感じながらも、うまくいかないという悩みを抱えている方も多いでしょう。

そこで、スケジュール管理の簡単なポイントを紹介します。

まずは、管理すべき項目をまとめてみましょう。


 

1.  1日のタイムスケジュール

【項目】起床、朝学習、登校時間、帰宅時間、塾、食事、家庭学習、お風呂、休憩、就寝 等

 

 ポイント 

まずは、睡眠時間の確保から決めましょう。小学生のうちは、大人以上に睡眠時間が必要です。
慢性的な寝不足に陥り、心身の健康を損なっては元も子もありません。
特に5年生にもなると、塾の宿題が終わらずに、ついつい夜更かししてしまうことも出てきますが、しっかりと就寝時間を守り、体調管理に努めましょう。それと、息抜きする時間も必要です。
情報過多でヒートアップした神経をクールダウンさせる息抜きの時間を確保することも、長続きさせる大切なポイントです。

 

2.  週の学習計画
【項目】塾のカリキュラムに合わせた復習、塾がない日の学習内容 等

 

 ポイント 

どの時期に、どのような学習を行うのか、入試本番までの塾の履修計画を把握したうえで、学習の力の入れどころを把握しましょう。全体量がある程度わかっていれば、目標に向かって頑張れますが、学習の全体量がわからないまま、とにかく学習の量が課されると、モチベーションを維持するのは困難です。
この時期に、算数の分数を習得するんだな。とか、この時期にしか、天体については学習しないんだな。
とか、いつの時期に何を学習して、再び復習する時間を作るのは大変だなとということがわかれば、自然と集中しやすくなります。そういう全体感が見えると、塾が無い日や宿題が早く片付いたタイミングで、理解が不十分だった箇所を復習しておくほうが良さそうだ!というモチベーションにつなげられます。

うまく、モチベーションがつながるように、フォローしてあげるとよいでしょう。

 

3.  年間スケジュール
【項目】テスト・保護者説明会・春期講習・夏期講習・冬期講習など塾関係、学校・家庭のイベントや行事、志望校の学校説明会や体育祭・文化祭など学校訪問の予定 等

 

 ポイント 

小学校の予定、塾での履修計画の他、テストの予定など、学年の始めに、ある程度の年間予定が分かりますので、その空いている日程に中学校のイベントを入れて、これをベースに学習予定を組んでいきましょう。

中学校では、概ね同じ時期にイベントを開催していますので、どの時期に大切なイベントがあったのか、前年度のイベントの時期を参考に予定を空けておくのもよいでしょう。

また、志望校選びのための学校訪問は、なるべく忙しくなる6年生になる前、4・5年生のうちにできるだけたくさん訪問しておきましょう。「この学校に行きたい!」という志望熱意も、複数回学校へ訪問したことで感じるようになる場合もあるようです。
その他、範囲がわかる実力判定テストなどは、対象範囲や問題の傾向など、年間スケジュールをもとに、
事前に情報を確認し準備しておくことで、結果につなげられることも多くあります。

 

4.  入試スケジュール
【項目】併願校の組み方、調査書の手配、願書提出、合格後から入学までの日程、入学金 等

 

 ポイント 

親でなければ、子どもでは何もできません。

子どもが安心して、受験勉強に集中できるように、しっかりと確認しておきましょう。

受験直前期となると、気持ちが落ち着かず、ミスを起こしがちです。
一覧表を活用して、何度も確認、チェックできるようにするとよいでしょう。
合格後も気が抜けません。入学金振込日や説明会、また登校日には必ず参加が必要など、入学前準備などの
予定もありますので、早め早めに対応しましょう。

 

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